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形成外科

形成外科

※乳房再建手術を検討中・もしくは乳房再建手術を受けられた患者さんへ
アメリカのFDAのリコール勧告により、アラガン社のテクスチャードタイプのエキスパンダー、インプラントが自主回収となり、今後使用できなくなりました。現在、学会の方針が決まるのを待っている状況ですが、詳細を知りたい方は、形成外科外来へ電話でお問い合わせください。

 

 当院の形成外科は幅広い疾患を治療対象としており、確実な診断のもとに専門的な治療を提供するように心がけています。侵襲が少なく、きずをきれいに早く治すための形成外科的手技を実施することを常に心がけて診療を行っております。

 

1・形成外科スタッフの紹介

氏名 職名 認定医等 専門領域
落合 博子 医 長

日本形成外科学会専門医
皮膚腫瘍外科専門医
日本創傷外科学会専門医
国際森林医学認定医

日本抗加齢医学専門医

形成外科全般
眼瞼周囲疾患
顎顔面疾患
岡 愛子 医 員 日本形成外科学会専門医

形成外科全般

乳房再建

平田 恵理 医 員   形成外科全般
魚谷 雄一朗 後期研修医   形成外科全般
中山 千尋 後期研修医   形成外科全般
石原 幸子 非常勤 日本皮膚科学会認定専門医 皮膚科全般
八木 直子 非常勤  

形成外科全般

皮膚腫瘍

 

2・診療の特徴

 昭和58年6月に国立病院では最初の形成外科として開設されました。

a.形成外科対象疾患

 形成外科では主として体表の先天性及び後天性の変形や、組織欠損に対して治療を行い、患者さんの形態的、機能的そして精神的な再建をお手伝いします。代表的対象疾患は皮膚腫瘍(専門医)、表在性の先天異常、眼瞼下垂、瘢痕・ケロイド、外傷、熱傷、難治性潰瘍、顔面神経麻痺、悪性腫瘍切除後や外傷後の再建、リンパ浮腫など幅広く多岐にわたっています。また、マイクロサージャリー、皮弁手術、組織移植術などの技術を生かして外科系他科の手術治療にチームとして参加します。創傷被覆材の工夫や陰圧閉鎖吸引療法(洗浄療法)など新しい方法を積極的に取り入れています。最近は眼瞼下垂症の患者が多く、治療内容や結果を学会などで積極的に報告しています。

b.難治性潰瘍に対する取り組み

 院内外の難治性の創傷・潰瘍の治療に対しても積極的に取り組んでおり、皮膚科医、看護師、栄養士、薬剤師とチームを組み、定期的な診察・治療を行っています。毎週月曜日に褥瘡外来を開設し、院外患者の治療にも積極的に取り組んでいます。 

c.乳房再建に対する取り組み

 当院では皮弁や脂肪注入による乳房再建も取り入れており、他施設より選択肢が多いのが特徴です。外科と定期的にカンファレンスを行い、患者さんの治療方針を確認しています。 

d.眼瞼下垂症に対する取り組み

 先天性、後天性ともに対象として治療を行っています。侵襲を小さくするよう術式を工夫し、修正を含め、様々な変形に対して手術を行っています。最近では、他施設で手術実施後の変形に対する修正依頼も増えております。また、眼科との協力体制が整っており、術後の眼表面や視機能変化へも適切に対応いたします。当科の治療成績に関しては、定期的に学会や雑誌などで報告を行っています。

e.自費診療

 自費診療:炭酸ガスレーザーとQスイッチルビーレーザーを導入し、ほくろやしみの治療も行っています。皮膚科の医師と協力し、正しく適応を見極めて、最善の治療を安心して受けていただけるよう心がけています。レーザー治療は一部保険適応となりますが、原則自費診療となります。また、当科では赤あざ(血管腫)等に有効な色素レーザーの取り扱いはございません。赤あざの治療をご希望の患者さんは他院へご紹介させていただいております。
 その他にもピアス挿入、しみの治療(軟膏療法)、ボトックス注射(しわ取り、多汗症)と美容手術は自費診療となります。腋窩多汗症のボトックス注射に関しては条件を満たせば保険が適応されております。まずは診察が必要となりますので詳細は形成外科外来へお問い合わせください。

f.その他

  「ヒト骨髄由来間葉系幹細胞を用いる事による、皮膚創傷治癒の瘢痕形成抑制」の臨床応用に関してご興味をお持ちの方は形成外科外来へお問い合わせください。

(PEPARS.全日本病院出版会.2009;35;74-79.)

 

3・現在目指している事

 侵襲が少なく、かつ効果的な治療方法を提案するとともに、先端の治療も取り込み併用いたします。適切に診療情報を提供し、患者さんとコミュニケーションを取りながら治療を行うように心がけています。

外来担当医
  水   
午前

中山/岡

平田 恵理

落合 博子

魚谷 雄一朗

交代制

(予約患者のみ)

落合 博子

平田/中山

岡/魚谷

原 幸子

(レーザー)

午後  

石原 幸子 

(レーザー)

   

 

4・診療実績

※主な手術件数の推移(症例数 一部重複あり)

区分 2015年 2016年 2017年 2018年
外傷 125 132 131 86
先天異常 22 28 31 43
皮膚良性腫瘍 255 263 376 375
悪性腫瘍および関連する再建 82 114 67 64
瘢痕、ケロイド 20 18 35 36
難治性潰瘍、褥瘡 32 29 43 21
眼瞼手術 82 85 112 89
その他(レーザー治療を含む) 58 60 139 76
合計 676 732 934 787

 

1) 過去3年間の主要取り扱い疾患の症例数の推移

 外来では顔面外傷や熱傷、良性腫瘍、眼瞼疾患(眼瞼内反症、外反症、下垂症)など形成外科の広い範囲にわたって症例が増加しています。

 入院症例では乳房切除術後の再建症例(自己組織と人工物による)や眼瞼下垂症、顔面骨骨折、顔面神経麻痺、腫瘍切除、リンパ浮腫などを扱っています。難治性潰瘍や、耳鼻科、整形外科、口腔外科などの他科と合同で行う再建手術を定期的に行っています。

2) 取り扱い患者の年齢分布

小児の顔面外傷から、高齢者の眼瞼下垂症や顔面色素斑など幅広い年齢層の方が受診されています。

3)日本形成外科学会認定施設

シリコンインプラント認定施設

 

※形成外科週間予定表

 
8:30〜  外来

多職種

カンファレンス

入院

手術

皮膚科との合同カンファレンス

 

外科との乳房カンファレンス

(第4週)

外来

 

レーザー外来 

9:00〜 外来

外来

13:00〜

褥瘡外来

 

創傷ケアチーム

回診

外来手術

 

レーザー外来

 外来手術

総回診

フットケア外来
(最終週)

*再建手術などの他科との合同手術は上記スケジュールに関わらず行っている。

(形成外科医長 落合博子)

 

外来診療担当医表

形成外科 外来棟3階

 

 

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