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担当診療科の紹介

診療科の概要

救急科は救命救急センターと救急外来を中心に救急診療と重症集中治療を主に行っている診療科です。当科の一年間の症例数は専門医機構が求める3年分の症例数の数倍あり、豊富な症例を対象に現在8名の専攻医たちが仲良く研修しています。毎日の朝のカンファレンスと回診で指導医からの助言を・指導を受けながら専攻医が主体的に診療をおこなっています。救急科内に外科学会、内科学会専、中毒学会などの専門医・指導医がいますので、専門的な指導を受けることが可能です。当直体制やオンコール体制:週1回程度の当直で約半年間は指導医が一緒に当直します。その後も指導医のオンコール体制は完備していてSNSや電話でのコンサルトや敷地内に居住している指導医の診療応援などが可能です。救命救急センターでは毎日のようにCV挿入、気管挿管、Aライン挿入、気管切開などの手技手術を行っています。各専攻医が1年間で100件近い処置を経験することが出来ます。ICLS、ACLS、JPTEC、JMECCなどは院内開催しています。レジデントはその他数多くの救急関連の研修を受講しています3年間の研修修了後に研修を延長して当科で引き続き勤務しながら専門医試験を受けるレジデントが増加しています。さらにその他のサブスペシャリティーを取得することが可能です。また院内には合計50名以上の他科レジデントが勤務しお互いに仲良く切磋琢磨しながら研修しています。病院敷地内には専攻医専用の宿舎・駐車場が完備されており、救急科専攻医は全員その宿舎に入居しています。

 

スタッフ

スタッフ:5名(医長、常勤、非常勤の合計)

レジデント:8名

診療科全体の医師数:13名(男性:12名、女性:1名)

うち専門指導医数:4名

 

専門研修プログラム名および全研修期間
(うち東京医療センター以外での研修期間)

国立病院機構東京医療センター救急科専門医養成プログラム

3年間(6ヶ月)

 

全研修期間のスケジュール例

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 東京医療センター
2年 東京都 東京都以外 東京都
3年 東京都 東京都以外 東京都

 

3年間の研修は、基幹施設である東京医療センターでの 6か月以上の研修と連携施設での合計 6か月以上の研修からなり、専攻医の志望と達成度に応じてフレキシブルに研修コースを選択することができます。以下のその代表例を示します。

 

救急科専門医養成一般研修コース

東京医療センター(24-30 か月)

救急診療+集中治療

連携施設選択(6-12か月)

仙台、水戸、高崎、国際、労災) 

救急診療+集中治療

  •  東京医療センター研修:合計 6 か月以上となるように選択
  • 連携施設研修:合計 6 か月以上となるように選択。選択の時期は、研修期間中に偏りのないように設定します。

 

連携施設重点研修コース

東京医療センター(6-12 か月)

救急診療+集中治療

連携施設選択(24-30 仙台、水戸、高崎、国際、労災) 

救急診療+集中治療

  • 東京医療センター研修:合計 6 か月以上となるように選択。
  • 連携施設研修:仙台(3か月以上)、高崎(3 か月以上)、水戸(3 か月以上)、国際(3 か月以上)、労災(3 か月以上)を選択。選択の時期は、研修期間中に偏りのないように設定します。

*他府県の連携施設赴任時には現地での住居の保証があります。

 

プログラムの特徴

  • 本研修プログラムの目的は、「地域住民に救急医療へのアクセスを保障し、良質で安心な標準的医療を提供できる」救急科専門医を育成することです。
  • 本研修プログラムを修了した救急科専門医は、急病や外傷の種類や重症度に応じた総合的判断に基づき、必要に応じて他科専門医と連携し、迅速かつ安全に急性期患者の診断と治療を進めるためのコンピテンシーを修得することができるようになります。
  • また急病で複数臓器の機能が急速に重篤化する場合、あるいは外傷や中毒など外因性疾患の場合は、初期治療から継続して根本治療や集中治療においても中心的役割を担うことが可能となります。
  • さらに地域ベースの救急医療体制、特に救急搬送(プレホスピタル)と医療機関との連携の維持・発展、加えて災害時の対応にも関与し、地域全体の安全を維持する仕事を担うことも可能となります。
  • プログラムの定員 3名/年
  • 平成30年度の採用者数: 3名

プログラムはこちら 

 

症例数一覧(2017年度実績)

症例 数(年間)
1 心肺停止 355
2 脳神経疾患 214
3 外傷 214
4 自殺 74
5 循環器疾患 182
6 消化器疾患 79
7 呼吸器疾患 111
8 重篤な代謝障害 31
9 術後管理 5
10 その他内科疾患 181
11 その他外科疾患 16
12 その他 74

 

手技・検査・手術等一覧(2017年度実績)

手技・検査・手術 等 数(年間)
1 気管挿管 約600件
2 CV挿入 約600件
3 Aライン挿入 500件
4 気管切開術 100件

 

施設認定

  • 日本救急医学会認定施設
  • 日本救急医学会指導医認定施設
  • その他ほぼすべての領域で当院は学会認定施設になっていますので、同じ院内でダブルボード取得も可能です。

 

連携施設

  • 独立行政法人国立病院機構仙台医療センター救急科
  • 独立行政法人国立病院機構水戸医療センター救急科
  • 独立行政法人国立病院機構高崎医療センター救急科
  • 国立研究開発法人国際医療研究センター救急科
  • 独立行政法人国立病院機構熊本医療センター救急科
  • 東京労災病院救急科

 

 

当直業務等

週1回程度の日直や二次救急当番、当直などがあります。その他の時間は自分の入院患者の診療を行っています。当直は約半年間は指導医が一緒に当直します。その後も指導医のオンコール体制は完備していてSNSや電話でのコンサルトや敷地内に居住している指導医の診療応援などが可能です。

 

週間スケジュール                   

 

8:00−

8:40

新入院カンファレンス    

8:40−

10:30

ECU/HCU回診

10:30−12:00

病棟/2次救急診療 病棟/2次救急診療 病棟診療 病棟診療 病棟診療 新入院カンファレンス

12:00−13:00

Journal Club  

13:00−16:00

 

16:00−17:00

カンファレンス

17:00−18:30

カンファレンス 一般病棟カンファレンス サマリーカンファレンス  

 * 8:30−17:15 2次内科救急 月1回ERカンファレンス

 

各カンファレンスの解説 

新入院カンファレンス 夜間帯に入院した患者について報告、治療方針決定
一般病棟カンファレンス 一般病棟に入院中の患者について報告・方針決定
サマリーカンファレンス 転科・退院患者の報告とサマリー記載のチェック

 

研修修了後の進路

基幹領域専門医として救急科専門医取得後には、当院は集中治療医学会の専門医指定施設なのでサブスペシャリティー取得も可能です。専門医取得を目指す臨床研修や、リサーチマインドの醸成および医学博士号取得(慶応大学、東邦大学)を目指す研究活動も選択が可能です。外傷学会や中毒学会の専門医取得も可能です。研修終了後は必ずしも救急医として働いている人ばかりではなく、当科の研修修了者は外科医、小児科医、眼科医、循環器内科医、集中治療医など様々な領域で救急医の経験を活かしながら活躍されています。3年間の研修修了後に研修を延長して当科で引き続き勤務しながら専門医試験を受けるレジデントが増加しています。

 

研修中の専攻医の声

私が感じる当院での後期研修の魅力は「専攻医が主体である」ことだと思います。 指導医、専攻医、研修医の3人が1チームで患者さんを担当しますが、その治療方針はカンファレンスでの議論を通して、専攻医が決定します。勿論、ロジックが不十分な場合は大炎上、枕を涙で濡らす夜もありますが…。いずれにせよ、日々の診療や進路についても非常に自由度が高く、大病院にありがちなトップダウン型の後期研修にならないことが、当科の魅力ではないかと思います。

私自身の経験で言えば、専門医の申請に必要な症例や手技に関しては2年目で充足しており、PCPS挿入も後期研修1年目から経験させていただいております。他科の短期研修についても、循環器内科・放射線科(IVR)・整形外科を全て自分の希望で選択し、今後は小児ERなども勉強させていただく予定です。プライベートに関しても自由が丘・渋谷・恵比寿などが近く楽しく過ごせます。都内は勉強会も多く開催されているのでそちらに参加しやすいのも魅力です。

勉強会の参加や育児、冠婚葬祭などは最優先事項ですので専攻医、時には指導医の先生の協力を得ながら専攻医は頑張っています。(専攻医7人中3人が子育てをしながらの後期研修です) 当科の雰囲気を感じに是非一度見学に来ていただけたらと思います(当院の施設見学はスーツでなくてもOKです!)

 

 

指導医の声

時代は医療界に効率を求めてきている。内科も外科も救急も、他のどの領域においても時間という制約をもって医師の行動を変えようという動きだ。あまりにもダイナミックな変革なので現場の我々は混乱もあるが、これも時代の流れと割り切って対応していくのだと前を向く姿勢が当科にはあるように思う。

体制や仕組みは変われども、「重症患者を診る」というスキルにおいては、今も昔も修練の核となるところに変わりはない。目の前の瀕死の患者をみて、自分には何ができるのか、どんな発想が足りないのか、観察力や判断力はどうか、チーム編成はどうすればうまくいくのかなどといった、いわゆる総合的な臨床能力は一例一例に前向きにひたすらにぶつかっていくことでしか磨くことはできない。さまざまなOff-The-Job Trainingや講義やセミナーは成長の一助とはなろうが、核にはなりえない。重症初療、重症全身管理といった最も生命に直結するその瞬間に患者の前に立ち続けることこそが、救命に向き合うための核になると私は思う。当科での多彩な症例に磨かれて、一人前の救急医が一人でも多く活躍し、救急医療の裾野を広げる仲間になっていただくと望外の喜びである。

 

病院見学について

病院見学は1年中、いつでも受け入れています。普段着で気軽に見学に来てください。

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2020年度専攻医(後期研修医)募集要項

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