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担当診療科の紹介

診療科の概要

呼吸器科は呼吸器外科・アレルギー科と共同診療をしています。これらの3科で年間のべ約1,000例の入院患者を診療しています。内科系スタッフは、呼吸器科医長、アレルギー科医長(各1名)、内科系医員(常勤4名、非常勤2名)です。呼吸器科のレジデントは内科系医員の指導のもと、内科系(呼吸器科+アレルギー科)の入院患者を担当します(平均10名程度)。レジデントの下に初期研修医がつく場合は初期研修医の指導も担当しますが、指導することによって呼吸器疾患に関する知識を深めてもらうことを期待しています。気管支鏡検査は呼吸器科医にとって必要な検査手技です。当院では、年間250〜300件ほど施行しています。平均1例/週は担当できるますので、1年でかなり上達していただけます。

 

 

スタッフ

呼吸器内科

  医長1名、常勤スタッフ4名、非常勤スタッフ2名、

  レジデント6名(旧制度2名、新制度基幹3名、新制度連携1名)

呼吸器外科

  副院長1名、医長1名、常勤スタッフ1名

アレルギー科

  医長1名

診療科全体の医師数:17名(男性:11名、女性:6名)

うち専門指導医数(内科系のみ):

 日本内科学会総合内科専門医 2名

 日本呼吸器学会専門医 4名 専門医・指導医 3名

 日本呼吸器内視鏡学会専門医 2名 専門医・指導医 3名

 日本アレルギー学会専門医 1名 専門医・指導医 1名

 

専門研修プログラム名および全研修期間
(うち東京医療センター以外での研修期間)

呼吸器内科サブスペシャルティコース   3年(1年間)

呼吸器内科サブスペシャルティ混合コース 4年(1年間)

 

全研修期間のスケジュール例

*平成30年度 呼吸器内科サブスペシャルティコース 3名のローテーション概要です。

例1 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 東京医療センター
2年 東京医療センター 国立病院機構宇都宮病院 三宿病院
3年 三宿病院 東京医療センター

 

例2 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 東京医療センター
2年 国立病院機構東京病院 神奈川県立循環器・呼吸器病センター
3年 東京医療センター

 

例3 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 東京医療センター
2年 東京医療センター
3年 神奈川県立循環器・呼吸器病センター 慶應義塾大学病院

 

プログラムの特徴

  • 肺癌は、平成10年から本邦における悪性腫瘍死の第1位であり、年間約7万人以上の患者さんが肺癌で亡くなっています。また、40歳以上の8.5%はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に罹患しているといわれています。
  • 慢性呼吸不全の患者さんのQOLを格段に向上させた在宅酸素療法は保険適応となってから30年以上が経過していますが、現在では全国で10数万人以上の患者さんがその恩恵を被っています。
  • そのほかにも肺炎、気管支喘息などといった呼吸器疾患は日常臨床において避けては通れない疾患です。しかしながら、これらの疾患を専門的にあつかう呼吸器専門医は全国で約5000人しかおらず、慢性的に不足している状態です。
  • 東京医療センター呼吸器科の後期研修では、将来的に呼吸器専門医の資格を取得するべく、そのために必要な経験を積んでいただくことを目的としています。ちなみに、当院は日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本アレルギー学会 の認定施設です。
  • プログラムの定員(内科全体で):25名/年。
  • 平成30年度の採用者数:3名。

プログラムはこちら

 

1.呼吸器内科サブスペシャルティコース

卒後3年目から 呼吸器科を重点的 に研修できます。かつ、内科専門医取得のために必要な症例を充足するために、一定期間、他の内科系診療科も研修できる仕組みとなっています(他科の選択にあたっては基本的に研修医の希望が反映されます)。3年間の研修終了時に 総合内科専門医、最短でその1年後に 呼吸器内科専門医 が取得できる可能性があります。

2.呼吸器内科サブスペシャルティ混合コース

上記サブスペシャリティ重点コース と 全般コース(3か月を1コマとして、呼吸器科を含む内科系診療科(神経、循環器、血液、消化器、腎臓・内分泌・膠原病、総合内科)をすべてローテート)の中間的性格のコースです。違いは 専門研修期間が4年である点です。研修終了時に総合内科専門医、最短で同年度に呼吸器内科専門医が取得できる可能性があります。

 

呼吸器科の臨床は、急性/慢性、軽症/重症、良性/悪性をほどよいバランスで経験することができます。また、病因的にも腫瘍、炎症、アレルギー・自己免疫など多岐にわたり、常に刺激を受けることができる奥の深さも備えています。また学術的な活動として、1年に1回は何らかの学会(総会あるいは地方会)で発表(症例報告あるいは臨床研究)していただきます。論文化も含め、医員・医長が全力でサポートします。

 

症例数一覧(2017年度実績)

症例 数(年間)
1 肺癌 392
2 肺炎 197
3 自然気胸 56
4 慢性呼吸不全(含急性憎悪) 10
5 気管支喘息 23
6 間質性肺炎 66

 

手技・検査・手術等一覧(2017年度実績)

手技・検査・手術 等 数(年間)
1 気管支鏡 282
2 胸腔ドレーン挿入 約50
3 気管内挿管 約5
4 人工呼吸管理(NPPV 含む) 約20
5 中心静脈カテーテル挿入 約20
6 CTガイド下生検(実施は放射線科医師) 約30
7 胸膜生検 約10

 

施設認定

  • 日本呼吸器学会
  • 日本呼吸器内視鏡学会
  • 日本アレルギー学会

 

連携施設

  • 国立病院機構東京病院
  • 国立病院機構東埼玉病院
  • 神奈川県立循環器呼吸器病センター
  • 慶應義塾大学病院を含む慶應関連病院群

 

当直業務等

当科での平日のオンコール当番はなく、基本的には担当医コールとなっています。休日に関しては、後期研修医1人、バックアップのスタッフ1人で当番制としています。したがって、休日は当番医師に引き継げば、基本的にはコールフリーとなります。

当直業務に関しては、内科系の全科当直(循環器科を除く)が平日・休日含めて月2-3回あります。当科では当直翌日は午後半休を取れる体制となっているため、体力的な負担はさほどありません。

 

週間スケジュール

 

 
午前 病棟業務 病棟業務

病棟業務

気管支鏡

病棟業務 気管支鏡
午後

病棟業務

医長回診

病棟業務 病棟業務 病棟業務 病棟業務
 

新入院カンファレンス(内科系)

抄読会

 

新入院カンファレンス(外科系)

気管支鏡カンファレンス

 (前週の振り返り含む)

 

 

研修修了後の進路

プログラムの説明欄に記載した通り、日本内科学会の内科専門医修得に続き、現在の認定医制度に基づいた内科系サブスペシャルティ専門医をこれまで通り取得することができます。進路については、―仗搬膤悗琉絛匹北瓩襦↓医長の出身医局である慶應義塾大学医学部呼吸器内科医局に入局する、8朕佑離薀ぅ侫好織ぅ襪砲△錣擦涜庄,痢文撞朶錙貌皺憤紊箸靴洞侈海垢襦△藩諭垢任后もちろん、当院の後期研修医として残っていただくことも可能ですし歓迎いたします(ただし、後期研修5年目まで)。

 

研修中の専攻医の声

当院の呼吸器科研修は、主体性を持って診療に当たることができるので、臨床力は間違いなく付いていくと思います。入院患者数も多く、疾患のバリエーションも豊富であるため、偏りなく、各疾患を学べる場です。また、肺癌や感染症、びまん性肺疾患など各疾患を専門とするスタッフのもとで深い知識も得ることができます。担当患者のみならず、他科のコンサルテーションも受けるため、呼吸器科疾患だけではなく、他の内科全般に触れることができます。そういった経験も通して、他科との関わりも増えるため、他科との風通しもよく、勉強になることが多いです。呼吸器外科の先生ともカンファレンスや気管支鏡検査も一緒に行うため、手技の面での知識も多く得られています。また、当院の先生方は、診療のみだけではなく、人間性にも非常に優れた方々が多いため、毎日楽しく、充実した日々を送ることができているので、当科での研修は心からお勧めできます。

 

 

指導医の声

当院の呼吸器科研修では、我々医員(スタッフ)とともに入院患者を担当し、主に担当医として主体的に診療に当たってもらっています。後期研修の期間に経験すべき呼吸器疾患は多岐にわたりますが、腫瘍、感染症、炎症性疾患、アレルギー疾患など一通りの疾患について学ぶことができます。医員(スタッフ)毎に得意・専門とする分野があり、その分野について最新の知見を共有して日々の臨床に活かすことを日常的に行っていることは当院の呼吸器科研修の強みかもしれません。また、膠原病科や血液内科など他科からの診療依頼も受けるため、膠原病を背景に持つ肺病変に対するアプローチや種々の免疫不全をもつ症例への対応も身に付きます。疾患についての知識や経験のみならず、患者さんご本人やご家族への病状説明、個々の臨床状況や社会的背景に応じた柔軟なマネージメントについても習得することができます。また、経験した症例をまとめ、積極的に学会発表を行っています。それにとどまらず、臨床研究テーマを我々と一緒にデザインして実践し、症例報告や臨床研究について一緒に論文作成を行っていくなど、学術的なスキルも身につく環境にあると考えています。みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

 

 

病院見学について

まずは当院、当科の雰囲気の良さを感じ取っていただければと思います。曜日に応じて、イベントが異なり、気管支鏡検査を見たいのであれば金曜日の見学がお勧めですが、十分研修の話を聞きたいなどの要望があれば、比較的時間がとりやすい水曜日がよいとは思います。

病院見学についてはこちらをご覧ください

 

2020年度専攻医(後期研修医)募集要項

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