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担当診療科の紹介

診療科の概要

診断部門では充実した人員でCT、MR、PET-CTを含む核医学、IVR、消化管造影、マンモグラフィーと専門医取得に必要な種目を網羅した幅広い領域で診療をしています。当科では各分野の専門家が非常にバランス良く勤務し、他施設では得がたい特筆すべき強みだと自負しています。多くの病床数とアクティブな臨床の先生方、救命センターを有する当院では、一般放射線科医として望まれる多様な疾患を実際に経験することができます。IVRの件数は年間300件近くを数え、一般病院としては豊富と言えます。科内でミニレクチャー、英文レビューペーパーの抄読会、研修医発表会、症例検討会など教育研修プログラムを実施しています。

治療部門は診断業務と独立し、がん治療に専念し、外来診療が主体になります。成人のがんをバランス良く診療し、高精度放射線治療、小線源治療を積極的に行っています。一方で緩和ケアには長年力を入れており、緩和ケアチームの一翼を担います。年間治療患者も多く、治療法が多岐にわたり、業務量は少なくなく、多職種チーム全体で相補的に対応します。治療専門の技師・物理士・看護師との密接な関係、がん領域を扱う他科との提携、周辺病院との関係も良好です。若手教育に力を入れ、院外から勉強に来る人が近年増えています。世界標準について行けるよう、皆で楽しく良く学べる機会を提供します。

 

スタッフ

スタッフ:10名(医長、常勤、非常勤の合計)

レジデント:3名

診療科全体の医師数:13名(男性:9名、女性:4名)

うち専門指導医数: 6名

 

 

専門研修プログラム名および全研修期間
(うち東京医療センター以外での研修期間)

東京医療センター放射線科専門研修プログラム

3年間(1年間) 

 

全研修期間のスケジュール例

・コースa:専門研修基幹施設を中心に研修するコースです。基本的に基幹施設で研修し、超音波、研究活動などを連携施設で補完します。  

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 専門研修基幹施設
2年 専門研修基幹施設
3年 専門研修基幹・連携施設

 

・コースb:専門研修連携施設を中心に研修するコースです。連携施設は2年目、3年目で異動する場合もあります。  

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 専門研修基幹施設
2年 専門研修基幹施設
3年 専門研修基幹施設

 

・コースc:専門医取得とともに早期の博士号取得を目指すコースです。専門研修基幹施設あるいは専門研修連携施設では午後5時まで研修を行い、それ以降に専門研修連携施設の慶應義塾大学病院の大学院で博士号取得をめざします。東京医療センターと慶應義塾大学医学部との間には連携大学院制度の連結協定が締結されています。   

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 専門研修基幹施設
2年 専門研修基幹・連携施設
3年 専門研修基幹・連携施設(大学院・臨床)

 

プログラムの特徴

  • 東京医療センターでは、3次救急症例を含めた臨床症例に基づいて画像診断、IVR、放射線治療の基礎を学びます。また、多数の科内および臨床各科とのカンファレンスで系統的な生涯学習の手法や、放射線専門医として必要なコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を習得します。
  • 慶應義塾大学病院放射線科では、先進的な医療技術に触れ、画像診断、IVR及び放射線治療の各分野で精度の高い診療能力を培います。また、臨床研究の方法と姿勢を学び、東京医療センター放射線科などでの臨床研修を補完します。
  • 連携施設主体の研修コースでは、都市型・地域基幹型病院で超音波を含む画像診断全般、IVR、放射線治療と総合的な研修を受けることが可能です。
  • プログラムの定員 1名/年
  • 平成30年度の採用者数: 0名

プログラムはこちら

 

 

症例数一覧(2017年度実績)

症例 数(年間)
1 X線単純撮影 88919
2 消化管X線検査 612
3 CT 27843
4 MRI 10598
5 核医学検査 4145
6 IVR(以下内訳) 317
血管系 175
非血管系 142
7 放射線治療(以下内訳) 727
頭頚部 50
乳腺 167
呼吸器 58
消化器 50
泌尿器 306
婦人科 45
血液系 24
脳その他 27

 

手技・検査・手術等一覧(2017年度実績)

手技・検査・手術 等 数(年間)
1 X線単純撮影 400
2 消化管X線検査  60
3 超音波検査 120
4 CT 600
5 MRI 300
6 核医学検査 50
7 IVR(以下内訳) 30
血管系 10例以上 
非血管系 5例以上
8 放射線治療(以下内訳) 30
脳・頭頚部 4例以上
胸腺・乳腺 4例以上
腹部・骨盤 4例以上
骨軟部

4例以上

 

施設認定

  • 日本専門医機構認定放射線科専門研修プログラム基幹病院
  • 日本医学放射線学会認定専門医総合修練機関
  • 日本IVR学会修練認定施設
  • 日本核医学会専門医教育病院
  • 日本放射線腫瘍学会認定放射線治療施設

 

連携施設

  • 慶應義塾大学病院放射線科
  • 川崎市立川崎病院放射線科
  • 済生会中央病院放射線科
  • 神奈川警友会けいゆう病院放射線科
  • 国立病院機構 相模原病院放射線科

 

当直業務等  

放射線診断科では当直業務はなく、かわりに夜間・休日の遠隔読影オンコールを行っています。夜間、休日に行われた急性腹症のCT検査などで依頼医が判断に困った際は、電話で読影を依頼されることがあります。画像は病院から貸し出されるiPadや自身のタブレット端末などで閲覧することができ、自宅や外出先でも対応が可能です。専攻医には一定期間の研修後に他のスタッフに混じって参加してもらいます。頻度は月4-6回程度です。  

また三次救急を行っている当院では、院外発症の救急症例、特に産科出血、交通外傷などの緊急IVRも行っており、希望に応じて参加できます。

 

週間スケジュール 

   

CT MRI

消化管造影

MMG

血管外科カンファレンス・IVR  

ミニレクチャー

CT

PET/核医学 MRI・肝胆膵カンファレンス IVR・キャンサーボード  

CT 治療外来 協力施設で超音波検査

治療外来

子宮RALS

CT

ミニレクチャー

密封小線源治療

抄読会

放射線治療計画治療カンファレンス

診断カンファレンス・MRI

肝胆膵カンファレンス

放射線治療計画

症例検討会

MRI

CT MRI

消化管造影

MMG

血管外科カンファレンス・IVR CT

ミニレクチャー

CT

抄読会

PET/核医学

診断カンファレンス・MRI

肝胆膵カンファレンス

IVR

症例検討会

MRI

CT 治療外来 協力施設で超音波検査

治療外来

子宮RALS

CT

ミニレクチャー

密封小線源治療

抄読会

放射線治療計画

治療カンファレンス

診断カンファレンス・MRI

肝胆膵カンファレンス

放射線治療計画

症例検討会

MRI

まとめ(指導医)

 

各カンファレンスの解説 

血管外科カンファレンス 胸部大動脈瘤や腹部大動脈瘤の診断と治療方針について検討します。
診断カンファレンス ローテートしている研修医の発表やミニレクチャーを行います。
肝胆膵カンファレンス 主に肝細胞癌の診断と治療方針について検討します。
抄読会 RadioGraphicsなどreview paperの抄読会を行います。
症例検討会 各自が読影した、勉強になる症例を皆で検討します。
治療ケースカンファレンス 放射線治療前の全患者を診察前に治療医師で検討します(毎日)。
治療カンファレンス 毎週、部門全員で全症例を確認し、困っている症例を相談します
乳腺カンファレンス 乳癌全症例を多職種で方針確認します(隔週)。
骨転移カンファレンス 整形外科、緩和ケアチームと合同で症例検討します(隔週)。
頭頚部カンファレンス 放射線治療患者を毎週合同診察し、耳鼻科、口腔外科と検討します。
物理QAカンファレンス 放射線治療部門全員で毎月治療の品質管理について検討します

 

研修修了後の進路  

放射線科領域では日本専門医機構認定のいわゆる”2階建て部分”については現在機構が策定中です。当科は既に専門医機構認定の専門研修基幹病院となっていますので、このサブスペシャリティの制度にもシームレスに移行できることが想定されます。  

既存の日本放射線学会認定専門医制度で言えば、3年間の研修終了後は、そのまま当院で研修を継続して放射線科専門医および放射線診断専門医または放射線治療専門医を取得することが可能です。またIVR専門医や核医学専門医を取得することも出来ます。  

研修終了後は実績として、当院の常勤医として採用、大学病院の放射線科医局への入局や大学院への進学、他の一般病院への異動などのケースがあり、個々の希望に応じて様々な進路があります。 

 

研修中の専攻医の声

私は他病院で初期研修を2年間勤めた後、東京医療センターで放射線科後期研修を始めさせていただき、現在3年目になります。

当院の診療内容は、虫垂炎や脳梗塞などのcommon diseaseが多い点で大学病院とは異なります。加えて、若い臨床医が多く、主治医が画像の読影に慣れていない場合もあるため、画像診断が治療に直接反映される機会が多いです。非常に実践的な研修が積めていると感じています。

また、他の一般的な市中病院と比較すると倍以上の人数の放射線科専門医の先生が在籍しています。IVRや核医学など得意分野も様々であり、多様な見解や多くの示唆、教育機会が得られていると考えています。

さらに、当院放射線科の魅力は指導体制と風通しの良さにあると思います。診療科内でとても仲が良く、読影ブースの席も近いため、質問しやすい環境だと感じています。また、入職時より、放射線科専門医の先生方や放射線技師の方からの歓迎会が開かれ、交流会が月1回程度の頻度で開催されています。このような温かい環境で研修できていることに日々感謝しています。後期研修における職場の雰囲気というのは、医師としての知識や技術を身に着ける上でとても大事な要素だと思います。

実践的、教育的、かつ温かい雰囲気の環境で研修が積めると思いますので、今研修先に悩んでいる皆さんも、一度是非見学にいらして下さい。

 

指導医の声  

アットホームな雰囲気の職場ですし、全員がそれを維持することを大切なことと考えていると思います。診療を通じて社会や病院に積極的に貢献するとともに、プライベートな時間・空間も確保して医師として人間として擦り減ることなく一人一人が光り続けられるように配慮していきたいと考えています。  

また、生涯学習の必要性と具体的な方法を専攻医に学んでほしいと望んでいますので、教育にも力をいれています。国際性を身に着けるために英語力アップもお手伝いします。  

少しでも興味を持たれた方は一度見学に来てみてください。心からお待ちしています。

 

病院見学について

いつでも歓迎いたします。

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