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担当診療科の紹介

診療科の概要

 地域の中核病院の小児科として近隣のクリニックの先生方との連携もよく、紹介率は75%前後、入院患者の半数以上は紹介患者です。小児の急性疾患をはじめ、スタッフの専門領域を生かした循環器、感染症、神経、内分泌・代謝、腎臓、血液、アレルギー、精神保健・心理、臨床遺伝などの幅広い領域の指導にも十分対応しています。さらに、慶應大学病院、成育医療研究センター、などとの連携を密にして、より専門的で最新の医療を提供できる体制を整えています。周産期医療として3床のNICUを整備し、在胎30週、出生体重1500g以上の新生児を対象に診療しています。

 入院患者はスタッフ・専攻医・初期研修医が受け持ち医となりチームで診療にあたり、専攻医はスタッフから指導を受けながら初期研修医の指導もしており、「学びながら教える」ことで確実に診療の力をつけられると考えています。

 研究・学会活動に関しては、国立病院機構ネットワーク、慶應大学小児科や東京都立小児総合医療センターなどとの多施設共同臨床研究、新薬・ワクチン等の臨床試験・治験にも参加しています。各分野の国内外の学会における発表、学会誌・学術誌への論文投稿も積極的におこない、専門医試験に必要な論文作成もきめ細かく指導しています。

 

スタッフ

スタッフ: 9名(医長、常勤、非常勤の合計)

レジデント: 3名(同年代の複数の医師が診療にあたっている)

診療科全体の医師数: 12名(男性:4 名、女性:8 名)

うち専門指導医数: 7名

 

専門研修プログラム名および全研修期間
(うち東京医療センター以外での研修期間)

東京医療センター小児科専門研修プログラム 3年間

(2年目と3年目に3ヶ月ずつ成育医療研究センター・都立小児総合医療センターでの院外研修)

 

全研修期間のスケジュール例

  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年 東京医療センターで小児科全般の研修
2年 東京医療センターでの研修及び連携施設での3ヶ月の研修
3年 東京医療センターでの研修及び連携施設での3ヶ月の研修

 

プログラムの特徴

  • 小児急性疾患を中心に基礎から診療能力をつける
  • 小児科専門医を取得するための症例を十分経験できる
  • 学会発表・論文作成を指導
  • 臨床研究・治験にも参加
  • 女性医師も多くワークライフバランスに取り組んでいる
  • 医療安全・院内感染・臨床倫理の研修が院内で受けられる
  • サブスペシャルティにも対応
  • プログラムの定員:3名/年
  • 平成30年度の採用者数:0名

 プログラムはこちら

 

症例数一覧(2017年度実績)

小児一般 数(年間)
【呼吸器・循環器】
1 気管支喘息 47
2 肺炎 275
3 気管支炎 37
4 上気道炎・クループ 27
5 その他 2
【消化器】
6 胃腸炎 71
7 上部消化管疾患 -
8 虫垂炎 3
9 腸重積・イレウス 3
10 肝・胆道系疾患 -
11 炎症性腸疾患 -
12 その他 18
【内分泌・代謝】
13 ケトン血性嘔吐症 4
14 甲状腺疾患 -
15 糖尿病 -
16 副腎関連疾患 -
17 その他 4
【腎臓・泌尿器】
18 ネフローゼ症候群 1
19 腎炎 2
20 尿路感染症 11
21 膀胱尿管逆流症 -
22 その他 1
【膠原病・アレルギー・免疫】
23 川崎病 16
24 多形滲出性紅斑 2
25 アナフィラキシー 11
26 その他 1
【血液疾患】
27 紫斑病 9
28 溶血性貧血 -
29 その他 2
【悪性腫瘍】
30   1
【精神・神経】
31 てんかん・けいれん 30
32 脳炎・脳症 1
33 意識障害 3
34 器質性脳疾患 -
35 精神発達遅滞 2
36 心身症 1
37 その他 7
【その他の感染症】
38 中耳炎 2
39 頚部リンパ節炎 6
40 皮膚軟部組織感染症 4
41 敗血症 2
42 髄膜炎 4
43 その他 39
【検査入院】
44 MRI/EEG/RIなど 129
【育児支援入院】
45   16
【計】
    794

 

新生児 数(年間)
【呼吸器】
1 特発性呼吸窮迫症候群 4
2 胎便(大量)吸引症候群 10
3 新生児一過性多呼吸 406
4 気胸 7
5 その他 -
【循環器】
6 心室中隔欠損症 1
7 その他の先天性心疾患 2
8 その他 2
【血液】
9 新生児高ビリルビン血症 20
10 母児間血液型不適合 2
11 新生児メレナ 1
12 その他 4
【消化器】
13 新生児嘔吐 10
14 その他 -
【感染症】
15 肺炎 1
16 敗血症(疑いを含む) 8
17 先天性ウイルス感染症(疑いを含む) 3
【神経】
18 胎児仮死・新生児仮死 18
19 その他
【染色体異常・奇形】
20 21トリソミー -
21 18トリソミー -
22 先天奇形 4
23 その他 -
【内分泌】
24 新生児低血糖症 9
25 甲状腺機能異常 1
26 その他 2
【その他】
27 極低出生体重児 2
28 低出生体重児  
   1500-1999g 14
   2000-2449g 47
29 巨大児 5
30 早期産児  
   30-32週 2
   33-34週 10
   35-36週 47
【計】
    281
  気管内挿管管理症例数 8
  nasal high flow 6
  CPAP/DPAP 4

 

施設認定

  • 新専門医制度小児科領域基幹施設.
  • 日本小児科学会研修施設・研修支援施設
  • 東京都周産期連携病院
  • 新生児特別集中治療施設(NICU)
  • 臨床遺伝医研修施設

 

連携施設

  • 国立研究開発法人国立成育医療研究センター
  • 東京都立小児総合医療センター.

 

当直業務等

 専攻医の当直はおおよそ平日1/週、土日・祝祭日 1-2/月行っています。当直明けの業務は午前中で終了し、午後は帰宅とする体制をとっています。

 

週間スケジュール

  土・日
7:45-8:30 担当患者の情報収集・診察・処置  
8:30-9:00 入院症例カンファレンス  
9:00-9:30 病棟回診   病棟回診  
9:00-12:00 病棟・NICUにおける診察
一般外来の診療(1-2回/週)
正常新生児の出生時・退院時診察
カンファレンス(9:00-9:30) 患者診察 新生児診察
12:00-13:00       薬剤・検査などについてのランチョンミーティング(適宜)    
13:30-14:00     病棟カンファレンス      
14:00-15:00         症例検討会(適宜)  
13:00-16:00 病棟・NICUにおける診療 時間外受診患者・紹介患者の診察 慢性外来(1/週)、乳児健診・予防接種  
16:00-16:30 新入院症例などのカンファレンス  
16:30-17:00 抄読会(適宜) キャンサーボード(各月1回) 周産期カンファレンス  
17:00-17:15 チームカンファレンス・申し送り  
当直(17:15-) 当直(平日1/週、土日・祝祭日 1-2/月)

 

各カンファレンスの解説 

入院症例カンファレンス カルテを見ながら全入院患者症例の状況を全員で把握し、診断・治療についてディスカッションをおこなう
新入院症例カンファレンス 当日の入院患者や検査を施行した患者などについて検討する
病棟カンファレンス 医師と看護師で病棟の課題を確認、症例の情報共有を図る
周産期カンファレンス 小児科医・産科医・看護師・MSWがハイリスク妊婦・新生児についての情報を共有する
チームカンファレンス スタッフ・レジデント・研修医がチームで受け持つ患者について検査や治療の方針を検討する
病棟回診 週2回入院患者の回診をおこなう

 

研修修了後の進路

 今まで研修したレジデントの進路については、それぞれ希望などを聞いて相談して決め、大学病院、小児病院、専門領域の研修病院など多岐にわたっています。

 

研修中の専攻医の声

 当院の小児科研修ではCommon Diseaseを中心に幅広く学ぶことができます。心臓、内分泌、血液、神経、感染症、アレルギーなど各分野の専門の先生方に直接ご指導を頂くことができ、NICUもあるため新生児分野も経験することができます。1年目から独り立ちに向けて丁寧に教えてもらうことができ、外来・病棟・当直業務などをすることができます。専門医取得に必要な症例も経験することが可能です。 アットホームな雰囲気なので他職種の方との連携も図りやすく、とても働きやすい環境で、日々充実しており、楽しく業務に励んでいます。

 

指導医の声  

 小児科医になろうと心に決めた研修医の先生方、当科で最初の一歩を踏み出してみませんか。将来、どんな小児科医になりたいかは、人それぞれだと思います。小児科の中でも専門分野を極めたい、一般小児科医として幅広い知識を身につけたい、いずれは研究などもしてみたい、など。当科では、どんな小児科医を目指している人にとっても必要となる基礎的な臨床的知識を学び、たくさんの経験を積むことができます。

 専修医であっても初診の患者さんから慢性疾患の患者さんまで、自分の外来で診ることができます。これにより、多数のcommon disease に紛れる稀な疾患を見逃さず、自分で考え診断まで結びつける力を養うことができます。また、長期にわたり患者さんとそのご家族と直接関わることができ、生まれる瞬間からみていた子が、1歳、2歳と成長していく姿を直接見ることができます。そのような経験の一つ一つが小児科医としての土台になります。

 指導医それぞれが小児科の中でもそれぞれ専門を持っていることも、当科の特長です。小児の心臓や腎臓、血液、神経、精神、遺伝、内分泌疾患については、より専門的な診療に関わることも可能です。小児科医としての基礎と、もう少し進んだ専門的知識を積極的に学びたい方は、ぜひ一緒に働きましょう。

 

病院見学について

随時受け付けています。実際の現場をみて、直接話してみて、雰囲気を感じてください。 お待ちしています。

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2020年度専攻医(後期研修医)募集要項

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